トラックにはウイング車と箱車と呼ばれる物があります。どちらも大きさに変わりは無い物の出来る仕事内容が変わって来ますので是非参考にしてみて下さい。
ウイング車とは
ウイング車とはその名の通り鳥が羽を広げた様に見える事からウイング車と呼ばれています。
特徴は両サイドが上に上がるので横からの積み下ろしが出来る事です。主にパレットと呼ばれる物での配送がメインでフォークリフトを使用します。
横から積み下ろしが出来る事で一回あたり作業時間が短縮出来る為、効率良く積み下ろしが出来ます。
ウイング車ではどの様な仕事が多いか
まずウイング車には冷蔵装置が付いていない事がほとんどである為、冷蔵品の配送は出来ません。なので工場系の配送がメインになり、食品関係であってもお菓子類や飲料系の配送になります。
工場系の仕事とは
私が勤めた会社では車関連の仕事です。皆さんが乗ってる有名な車会社の〇〇工場から××工場への様な仕事です。1日に同じ事を繰り返して配送するパターンや積み込みをしてから何箇所かに荷下ろしをするパターンがあります。
工場系の大変な事は意外にも雨です。なぜなら金属部品は雨に濡れると錆びが出てしまうので濡れない様に配送をしなければならないのです。雨の日は部品にビニールを被せたりの対応が必要です。
箱車とは
箱車とはウイング車と違い横が開かなく後ろの扉しか開かない車両の事です。ウイング車と違い密閉度が高い為、温度管理がしやすく冷蔵品配送に使用される事が多いです。
荷下ろしは後ろ側にパワーゲートと呼ばれる昇降機が付いているのでそちらで荷下ろしをします。パレットに乗った物を扱う事もありますがカゴ台車やカート台車など台車を扱う事が多いでしょう。
箱車ではどの様な仕事が多いか
冷蔵品配送に向いている事から各飲食店への配送やスーパーへの店配などが多いです。
店配は集荷センターから〇〇店へ納品、空容器を回収してセンターに戻り空容器を片付けたらもう1回と言う流れです。食品なのでうっかり落としてしまった場合は見た目は大丈夫でもお店側から受け取り拒否となります。黙ってたらと思いますが後で問題が出てからでは自分にも会社にも迷惑がかかるので正直に伝えましょう。台車1台を倒してしまったりする強者もいますが給料から全額引かれるなんて事は無いので安心してください。ただなんらかのペナルティはあると覚悟してください。
まとめ
いかがでしたか？トラックの形状によって仕事内容は全然違くなる事が分かったと思います。
どちらの仕事が良いかは出勤時間、拘束時間などを加味して総合的に判断してみて下さい。また上記内容はほんの一部なので自分に合った求人を探して見て下さい。